“厄介者”の海藻「アカモク」に肥満抑制や腸内環境改善の効果 福井県立大学が研究、商品開発目指す
福井テレビ
福井県沿岸でワカメの生育を妨げるとして廃棄されている海藻「アカモク」。このアカモクを食べることで、肥満を抑制し健康的な腸内環境に改善されることが、県立大学の研究で明らかになりました。 県立大学の村上茂特命教授は、被験者約80人に、ゆでたアカモクを1日30グラムから50グラム3週間続けて食べてもらい、食べる前と後の便を調査しました。 その結果、脂肪や糖の吸収をおさえる菌のバランスが改善し、肥満を抑制できる腸内環境になる可能性があると発表しました。 村上特命教授はさらに研究を続け、アカモクの肥満や糖尿病の予防効果が実証できれば、商品開発などにつなげたいとしています。
福井テレビ