【JJドラマ部】ドラマオタクが勧める!年末年始に一気見したいNetflixドラマ9選|JJ
軍隊での理不尽なしごきが繰り返される
脱走兵を追跡するアン・ジュノ(チョン・へイン/左)とハン・ホヨル(ク・ギョファン/右)
コラムニスト小林久乃のお勧めは京都が舞台のほっこり系ドラマ
Netflixシリーズ「舞妓さんちのまかないさん」独占配信中 ©小山愛子・小学館/ STORY inc. 小林:徴兵制がドラマになるのは韓国ならではですね。私はもっと平和なものを推していますが、『舞妓さんちのまかないさん』です。これ観ましたか? イマ:いや、ノーチェックですね。 小林:京都・祇園が舞台で、舞妓になることを目指して青森から上京してきたキヨ(森七菜)とすみれ(出口夏希)の二人が主人公。総合演出・監督・脚本は是枝裕和が務めています。 イマ:どういう内容なんですか? 小林:キヨとすみれは舞妓を目指すんですけど、すみれは「百年に一人の逸材」といわれるのに、キヨはその才能がないので舞妓さんたちのまかないを作ることになる。その出てくるご飯がとにかく美味しそうなんです! なぜなら日本を代表するフードスタイリスト・飯島奈美さん〈映画『かもめ食堂』(2006年)、連続テレビ小説『ごちそうさん』(2013年/NHK総合)など〉が担当しているからです。 イマ:『D.P.』と違って年末年始にふさわしいドラマですね(笑)。 小林:そして、もう一つの見どころは京都の美しさ! コロナ禍で撮影しているせいか、今だとあんな抜けのいいロケはできないだろうなー。お正月にお酒飲みながら美味しい料理と京都の町並みを堪能できます。
韓国の壮絶なドロドロ復讐劇がランクイン! Netflixシリーズ「ザ・グローリー ~輝かしき復讐~」独占配信中 イマ:うーん、次のも正月っぽくないかも…。『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』なんですけど、高校の時に壮絶ないじめを受けたムン・ドンウン(ソン・ヘギョ)が18年の時を経て、いじめっ子たちに復讐していくサスペンススリラーです。 小林:また、いじめがテーマなんですね。 イマ:某劇団で問題になってるヘアアイロンですが、これをドンウンが全身に押しつけられるんですよ…。他にも目を覆うばかりのいじめを受けるんですけど、それが酷ければひどいほど、復讐を遂げるたびに「ザマーミロ!」と快哉を叫びたくなります。 小林:あ、私このドラマのマッチング率が98%だ。『D.P.』は80%くらいだったのに(笑)。なんかイマイズミさんの話を聞いてると、昭和の大映ドラマみたいですね。 イマ:懐かしい! 『少女に何が起こったか』、『ポニーテールは振り向かない』、『ヤヌスの鏡』と80年代は大映ドラマの全盛期でしたね。ほとんど観ていました! ありえない設定、過剰な演出、ドロドロした世界観など、共通する点は多いかも。 小林:大映ドラマ好きは韓国ドラマにハマりやすいかもしれませんね(笑)。