過去2回閉店「美山観光やな」再出発、7月6日営業開始 キャンプ場やサウナ整備計画
岐阜県山県市北部の武儀川沿いで鮎料理とやな場を楽しめる美山観光やな(同市青波)が7月6日、今年の営業を始める。昨年いったん閉店したが、小林生麺(岐阜市白山町)のグループ会社岐阜味の企画が経営を引き継ぎ、営業を継続する。今季の営業は10月14日まで。 同社によると、美山観光やなは二十数年の歴史があるが、過疎化やスタッフの高齢化、後継者問題などが原因で経営が厳しく、過去2回閉店している。同社は「創業の思いや歴史をつなぐ」としている。 鮎料理は9品の松コース5300円、6品の竹コース4300円など。今季は土曜、日曜、祝日、お盆期間だけ営業する。キャンプ場やサウナを整備する計画があり、クラウドファンディングで資金を募っている。
岐阜新聞社