ミランのFWフランチェスコ・カマルダ(Getty Images)

　ミランのFWフランチェスコ・カマルダが、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)において、イタリア人選手史上最年少出場記録を更新した。 【写真】影山優佳さんが撮影した内田篤人氏が「神々しい」「全員惚れてまう」と絶賛の嵐 　08年3月10日生まれの16歳はミランの下部組織で育ち、15歳260日だった昨年11月にセリエA最年少デビューを飾った。そして、22日に開催された欧州CLリーグフェーズ第3節クラブ・ブルージュ戦でベンチ入りを果たすと、3-1とリードして迎えた後半30分にピッチへと送り込まれ、CLデビューを果たした。 　16歳226日のカマルダは欧州CLにおけるミランの最年少出場選手となるだけでなく、同大会のイタリア人選手としての最年少出場選手となった。これまでの記録は、当時ユベントスに所属していたFWモイーズ・キーン(現フィオレンティーナ)の16歳268日だった。 　後半42分にはCKの流れからヘディングシュートでネットを揺らし、欧州CL史上最年少ゴールを記録したかと思われたが、VARが介入した結果、オフサイドの判定でノーゴールに。最年少ゴールこそ幻となったものの、3-1の勝利に貢献している。 『uefa.com』によると、カマルダは「この記録をとても誇りに思います。もっと上を目指し、このような夜がたくさん訪れるようにしたいという意欲が湧いています」と今後への意気込みを示している。