ドジャース対パドレス　9回裏ドジャース無死一、二塁、三ゴロで三重殺になるロハス（撮影・菅敏）

＜ドジャース2－4パドレス＞◇24日（日本時間25日）◇ドジャースタジアム 　ドジャースが2位パドレスとの直接対決3連戦の初戦を落とした。「1番DH」で出場した大谷翔平投手（30）は、3打数1安打。1回の第1打席で右翼線二塁打を放ち、先制点につなげたが、投手陣が踏ん張れなかった。 【動画】９回、まさかのトリプルプレー　次打者大谷の場面 　打線は3点ビハインドの9回、無死一、二塁のチャンスを作った。最終回でパドレス守護神のスアレスを攻めたが、三ゴロでまさかのトリプルプレーとなり、試合終了。1番大谷に打順が回ることなく、初戦で痛い1敗を喫した。 　ロハスはバントの構えから初球でバットを引き、見逃しでストライク。2球目はヒッティングで、これが裏目となった。相手の守備位置を考慮した上での作戦がトリプルプレーとなり、ロバーツ監督は「ベストチャンスは打って、勝機を見つけたかったが、不運なことに、打球がマニー（パドレスの三塁手マチャド）の正面に飛び、彼の素晴らしいプレーにつながってしまった」と唇をかんだ。 　ロハスの次打者は大谷で、打順が回れば反撃のチャンスがあった。同監督は「ショウヘイに打席が回らないのは、1％にも満たない確率だったと思うが、その少ない可能性が起きてしまった」と振り返った。