すすきの切断遺体 父親の修被告が無罪主張 起訴内容を否認
日テレNEWS NNN
札幌・すすきののホテルで2023年7月、頭部のない男性の遺体が見つかった事件で、逮捕・起訴された親子3人のうち、父親の田村修被告の初公判が始まりました。 札幌地裁前から中継です。 14日正午ごろ、裁判は一度休廷しましたが、再開されました。 修被告は黒いスーツにネクタイを締めた姿で現れ、うつむくことなく前を向きながら静かに席に座りました。 裁判官に名前を聞かれた際には、背筋を伸ばした姿勢ではっきりと「たむら・おさむ・です」と述べました。 起訴内容について、修被告は「瑠奈が犯行を行うことを知っていたとあるが、そのことが分かったのは、事件があったあとです」などと話し、無罪を主張しました。 この裁判は2023年7月、すすきののホテル客室から当時62歳の男性の遺体が頭部のない状態で見つかった事件です。 そのうち修被告は、犯行に使われたのこぎりやキャリーケースなどを娘の瑠奈被告に提供したほか、瑠奈被告が男性の頭部を損壊する様子をビデオで撮影するなどした殺人ほう助・死体損壊ほう助などの罪に問われています。 午後からは、弁護側の冒頭陳述と検察側の証拠の読み上げが行われる予定で、裁判は午後5時まで続きます。