【NFL】RBマカフリーがMVPになるべきだと語る49ersのQBパーディー
2023年シーズンの最優秀選手賞(MVP)論争が常に変化し続けている中で、サンフランシスコ・49ersのクオーターバック(QB)ブロック・パーディーはチームメイトのランニングバック(RB)クリスチャン・マカフリーに一票を投じるだろう。『ESPN』によると、パーディーは現地17日(日)に45対29でアリゾナ・カーディナルスを下した後に「クリスチャンがMVPになるべきだと思う。本当にそう思っている。彼は俺たちのために何でもやってくれる。だから、俺の目にはMVPに映る」と語ったという。
マカフリーはカーディナルス戦で今季最多の187スクリメージヤード(115ランヤード、72レシーブヤード)、スクリメージタッチダウン3回というMVPレベルのパフォーマンスを見せた。
シーズン第15週にマカフリーは今季11試合目となる100スクリメージヤード超えを達成し、1シーズンでそれを達成した試合数としてロジャー・クレイグが樹立した49ersのフランチャイズ記録に並んだ。また、今回の試合は1回以上のタッチダウンランと1回以上のタッチダウンレシーブを記録したキャリア15回目の試合にもなっている。その数は殿堂入りを果たしたマーシャル・フォークに並んでNFL史上最多タイ記録だ。
さらに、マカフリーはマーシャル・フォーク、サーマン・トーマス、ティキ・バーバーに次いで、1,000ランヤードおよび500レシーブヤードを4シーズンで達成したNFL史上4人目の選手にもなっている。
今季に1,801スクリメージヤード、スクリメージタッチダウン20回を記録しているマカフリーは、殿堂入りしたラダニアン・トムリンソンやエミット・スミスと共に、4シーズン以上で1,800ヤード以上のスクリメージヤードと13回以上のスクリメージタッチダウンを達成した選手となった。
マカフリーは今シーズンに2回臨んだカーディナルス戦で、7回のタッチダウン(シーズン第4週に4回、第15週に3回)をマーク。これはある選手が1シーズンに同じ相手との試合で決めたタッチダウン数として、スーパーボウル時代の歴代最多タイ記録だ(1961年シーズンにビリー・キャノンがニューヨーク・タイタンズとの試合で決めた8回のタッチダウンが歴代最多記録となっている)。