「サウジアラビア行きを熱望している」レアル主力DFは来季終了後に退団濃厚? 4大リーグで輝いた男の行く末とは…
レアル・マドリードに所属する現在31歳のDFアントニオ・リュディガーは、現行契約が満了した後、サウジアラビアのクラブへと移籍する意向があるようだ。負傷者が続出しているレアルの守備陣を支え続けている功労者は、果たして近い将来、どのような選択を下すのだろうか。現地時間22日にスペインメディア『Relevo』が報じた。 11/12シーズンに、ドイツのシュツットガルトでプロデビューを果たしたリュディガーは、2015年の夏に活躍の場をイタリアのローマに移す。2シーズン過ごしたのち、今度はイングランドのチェルシーへと飛躍。UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)制覇に貢献するなど世界的な名声を高め、ついに2022年夏、現在も所属しているレアルに移籍した。4大リーグでその実力を認められ、チームの勝利に貢献してきたリュディガーは、すでにその意味で、レジェンド的な存在といえるかもしれない。 そんなドイツ代表DFについて同メディアは、「リュディガーはサウジアラビアでキャリアを終えることを熱望していて、それが彼の近い将来の計画の一部でもある。現行契約は2026年6月30日までのものだが、その時の33歳という年齢と十分成功したキャリアを考えれば、その時が退団のタイミングかもしれない」と、来季終了後の中東行きを予想。喫緊の問題とはならないものの、近い将来の主力退団に備え、若く実力あるセンターバックを補強する姿勢が強まることは、十分に考えられる。今後のレアルの動向に注目したい。
フットボールチャンネル編集部