U-23代表選手たちは英雄との共闘を希望

今夏もメッシは大忙しか photo/Getty Images

12日にパリ五輪南米予選でライバルのブラジル代表を撃破し、出場権を手にしたU-23アルゼンチン代表。 五輪本番ではオーバーエイジ枠が用意されるが、同代表を指揮するハビエル・マスチェラーノが希望しているのがリオネル・メッシ&アンヘル・ディ・マリアのコンビだ。 マスチェラーノは2人と長くアルゼンチン代表を支えてきた盟友であり、以前から2人のオーバーエイジ招集を希望していた。ひとまず五輪の切符を手に入れたため、これから交渉は本格化するだろう。 スペイン『Mundo Deportivo』もメッシの五輪参戦に期待をかけているが、マスチェラーノは次のようにコメントしている。 「私にはメッシとディ・マリアを招待する義務がある。レオとアンヘルとは素晴らしい関係であり、友人だ。彼ら次第ではあるし、それほど単純なことではない。でも、彼らと話す時間はある。今は楽しむだけだ」 また、U-23代表選手のMFティアゴ・アルマダは「レオ（メッシ）にとって、僕たちと一緒にパリに行くのは夢だと思う」とコメントしており、同じく代表のFWパブロ・ソラーリも「メッシとプレイすることに興味がない人なんているだろうか？」と英雄の参戦を望んでいる。 今夏は6月20日よりアメリカでコパ・アメリカ2024が開催され、メッシはそこでも出場が期待されている。決勝は7月14日の予定で、パリ五輪のサッカーはその10日後の7月24日からとなっている。両方の出場となればかなりのハードスケジュールではあるが、同メディアは「インテル・マイアミが障害になるべきではない。これはレオが決めることであり、彼は友人のマスチェラーノやU-23代表の選手、そして国全体が彼の参戦を望んでいることをすでに理解している」と参戦に期待する。 今でも影響力は絶大だが、2022年のワールドカップ・カタール大会を制したメッシ&ディ・マリアの五輪参戦は叶うか。