ママ友が「投資信託」を始めたと言っていましたが、投資信託って結局”マイナス”になるんでしょうか?”プラス”になるのでしょうか?
投資信託のデメリット
ここでは、投資信託のデメリットや注意点を紹介します。 ■短期運用には適していない 投資信託は、複数の商品に分散投資するため値動きが小さい傾向があるため、短期運用には適していません。 株式などの比較的値動きの大きな商品とは異なり、値動きが小さいため、短期間で売買しても大きな利益は出にくいといえます。また、投資信託を短期で売買してしまうと複利の効果を受けられません。 投資信託は、運用により得た利益の再投資を繰り返していくことで複利効果を発揮するため、短期運用では大きな利益を得られないでしょう。そのため、今すぐに教育資金が必要、1ヶ月後に出産予定でベビー用品の資金を確保したいなど、目先の支出の資金源としての利用はおすすめできません。 ■元本割れのリスクがある 投資信託は、元本割れのリスクがあります。市場の動向が変化すれば、投資信託の基準価額も影響を受けます。運用方法によっては大きな利益を得られることもあれば、購入時より値下がりして元本割れとなるリスクもあるでしょう。 ただし、投資信託は分散投資が可能であり、さらに長期運用によって複利の効果も受けやすい特徴があります。長期運用を続けていれば、元本割れのリスクは低くなるでしょう。
投資信託は短期運用より長期運用に適している
投資信託は、短期間での運用では特性を生かしきれず大きな利益が生まれにくいといえます。一方、長期運用をすれば複利の効果により利益が大きくなっていく可能性が高いでしょう。 今すぐ必要な教育資金を確保するのには適していませんが、将来必要となる教育資金を前もって確保するためには適した投資であるといえます。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部