「アツい。人だらけ。お金がかかる。東京はもうこりごり」…老後に地方移住した年金18万円の62歳医師、移住先の地元民にいわれた〈目の覚めるひと言〉【CFPの助言】
老後の地方移住の壁
地方移住への希望は近年高まりつつあり、総務省の「地域への人の流れに関するデータ」によると、60歳代以下においては3割以上の人が地方への定住願望があると回答しており、多くの人が地方移住に興味を持つことがわかります。 地方への移住はのんびりとした生活をイメージすることも多いものですが、実際のところ移住先では理想とは違った壁にぶつかることもあります。 サラリーマンをしながらであれば勤務時間だけで完結させることもできますが、自分が経営者となると人を確保し、円滑に仕事が回るルーティーンを作らなければ兼業を考えることも難しいでしょう。 移住先での生活スタイルや、自分で事業をされるのであれば日々の業務の流れや仕組を作らないと、「こんなはずではなかった」となってしまうこともあります。これまでの生活とは大きく異なる生活が待っていますので、すでに地方移住をしている人から話を聴くなど情報を集め、ある程度自分の生活や仕事の流れをイメージした上で行動に移すことが大切ですね。 小川 洋平 FP相談ねっと CFP
小川 洋平
【関連記事】
- 「帰りたくない!」と泣き叫ぶ妻…〈年金35万円・貯金5,000万円〉60代の仲良し夫婦、念願の“海外移住”で老後を謳歌も…たった4年で涙の帰国のワケ【FPが解説】
- 〈年金470万円、退職金4,000万円〉2人とも大企業の60代・社内結婚夫婦、老後も絶対盤石のはずが…定年後、夫だけ「幸せです。」と語るワケ【FPが解説】
- 月収100万円だった父、6,000万円貯めて65歳で現役引退!ドヤ顔で「年金生活」突入も…5年後にすごすご「再就職」のワケ【FPの助言】
- 65歳で「年金200万円」だったが…70歳での「受取額」に衝撃
- 2人とも元国家公務員で〈年金40万円と退職金4,000万円〉の70代“最強安泰”夫婦だったが…「もう少し贅沢したい」人生最後の背伸びでジリ貧老後へ【FPが解説】