上川隆也、犬か?天才か?謎過ぎる探偵役で新境地 フジ系ドラマ25年1・15スタート「問題物件」主演
俳優、上川隆也(59)が2025年1月15日スタートのフジテレビ系「問題物件」(水曜後10・0)で同局制作ドラマに初主演することが21日、分かった。不動産物件で起こる奇々怪々な事件を、人並み外れた記憶力と推理力を持つ謎の探偵が鮮やかに解決するミステリー。愛犬家で知られる上川は、自身を「犬」とうそぶく破天荒な主人公を演じ、〝ワン〟ダフルな物語を届ける。 「遺留捜査」「執事西園寺の名推理」など数々のミステリードラマを彩ってきた上川が、新たなキャラクターで新境地を開拓する。 同作は作家、大倉崇裕氏の「問題物件」シリーズが原作。ポルターガイスト、失踪、ゴミ屋敷などさまざまな物件で起こる不可思議な事件を、謎の探偵・犬頭(いぬがしら)光太郎が、不動産会社で働くお人よしなOLと解決していくミステリーだ。 上川は、関西テレビ制作のフジテレビ系「スワンの馬鹿!~こづかい3万円の恋~」(2007年)に主演したことはあるが、フジ制作の主演はキャリア35年で初めて。「言いようのない身の引き締まり感を感じています」と武者震いする。 犬頭は、「吾輩は犬である」と名乗り、過剰なまでに犬に肩入れするミステリアスな役で、原作を読んだ上川は「彼の天衣無縫な振る舞いに大きな魅力を感じました。視聴者の皆さんも、次は何をしてくれるのだろうかとワクワクしてもらえるのではないかなと思います」とアピール。 劇中には奇想天外なトリックも用意されており「ミステリーファンの方にも、純粋にドラマ好きの方にも楽しんでいただけるような作品にしたい」と約束した。 ★原作者心待ち ミステリードラマ好きという原作の大倉氏は「ご出演いただく皆さまは、私にとって憧れ、伝説の方ばかり。自分の書いた物語がどのような形になるのか、今から楽しみでなりません」と放送を心待ちに。同作をプロデュースするフジの江花松樹氏は「変幻自在の演技力を持つワンダフル!な上川さんをお迎えして、ワンランク上のエンターテインメントをお届けできれば」とアピールした。