【NFL】ディフェンス部門年間最優秀新人賞はテキサンズDEアンダーソンJr.
2年連続で、同じチームの選手がオフェンス部門とディフェンス部門の年間最優秀新人賞を受賞した。現地8日(木)夜、ヒューストン・テキサンズのディフェンシブエンド(DE)ウィリアム・アンダーソンJr.は『NFL Honors(NFLオナーズ)』で、オフェンス部門の年間最優秀新人賞に選ばれたチームメイトのクオーターバック(QB)C.J.ストラウドに続き、2023年NFLディフェンス部門年間最優秀新人賞(DROY)を獲得した。
ストラウドとアンダーソンJr.は、1967年のデトロイト・ライオンズ、2017年のニューオーリンズ・セインツ、そして2022年のニューヨーク・ジェッツに続き、同じチームの選手がこの賞を受賞した史上4番目の例となっている。
151ポイントを獲得したアンダーソンJr.は、フィラデルフィア・イーグルスのディフェンシブタックル(DT)ジェイレン・カーター(122ポイント)やロサンゼルス・ラムズのDTコビー・ターナー(95ポイント)、シアトル・シーホークスのコーナーバック(CB)デボン・ウィザースプーン(57ポイント)、また、それぞれ6ポイントを獲得したピッツバーグ・スティーラーズのCBジョーイ・ポーターJr.、タンパベイ・バッカニアーズのラインバッカー(LB)ヤヤ・ディアビー、ライオンズのCBブライアン・ブランチを抑えてトップに輝いている。
アラバマ大学出身のアンダーソンJr.がデミコ・ライアンズHC(ヘッドコーチ)率いるディフェンスの基礎的要素になるとみなしたテキサンズは、2023年NFLドラフトでトレードアップして全体3位でアンダーソンJr.を指名。
アンダーソンJr.はその期待を裏切らなかった。
このパスラッシャーはエッジからの脅威であることを証明し、7回のサック(新人の中で4位)、タックルフォーロス10回を含むタックル45回、QBヒット22回を記録。アンダーソンJr.はQBプレッシャー64回、プレッシャー率17.3%という驚異的な数字を残し、いずれも新人の中でトップに立っている。