藤あや子・姿月あさと・浅香唯・三倉茉奈が歌声を披露「花盛り四人姉妹」が幕開け
「新歌舞伎座開場65周年記念『花盛り四人姉妹~吉野まほろば物語~』」が、昨日3月3日に大阪・新歌舞伎座で開幕した。 【画像】新歌舞伎座開場65周年記念「花盛り四人姉妹~吉野まほろば物語~」より。(撮影:高村直希)(他3件) 「花盛り四人姉妹」は、奈良県吉野のとある老舗旅館を舞台に、四人姉妹の人間模様を描く作品。2014年に大月みやこ、香西かおり、神野美伽、田川寿美の出演で初演され、2018年に藤あや子、石野真子、藤原紀香、三倉茉奈の出演で再演された。再々演となる今回は、四人姉妹の長女を藤、次女を姿月あさと、三女を浅香唯、そして四女を三倉が演じるほか、松村雄基、前田耕陽、酒井敏也、賀集利樹が出演する。 吉野の旅館・吉野花苑には、萩乃、ふじ子、梅子、あやめという四人姉妹がいた。現在は次女のふじ子が商売を継いで旅館を切り盛り、ほかの3人は吉野を離れて思い思いの人生を歩んでいたが、あるとき蔵の中から思いがけないお宝が発見されたことで、萩乃、梅子、あやめが一斉に里帰りしてきて……。 なお公演のグランドフィナーレでは姉妹役の4名が歌唱を披露。初日を迎え、藤は「お芝居が終わったらホッとして、歌になったらめちゃくちゃ楽しくなってきました」、姿月は「ありえない四姉妹ですけれど、千穐楽まで、夢のような幻のような素敵な時間を過ごしたいと思っています」とコメント。また浅香は「藤あや子さんをはじめ、こんなに素敵な姉妹にめぐり巡り逢え、もうすでに強い絆で結ばれています」、三倉は「藤あや子さん、姿月あさとさん、浅香唯さんという皆さんそれぞれに美しくてかわいくて魅力たっぷりのお姉さま方の妹になることが出来て、私自身本当に幸せな毎日を送っています」と思いを語った。 公演は3幕制となり、上演時間は休憩含む3時間30分を予定。公演は3月17日まで行われる。 ■ 新歌舞伎座開場65周年記念「花盛り四人姉妹~吉野まほろば物語~」 2024年3月3日(日)~2024年3月17日(日) 大阪府 新歌舞伎座 □ スタッフ 作:堀越真 演出:水谷幹夫 □ 出演 長女:藤あや子 次女:姿月あさと 三女:浅香唯 四女:三倉茉奈 松村雄基 / 前田耕陽 / 酒井敏也 / 賀集利樹