【ONE】栗秋祥梧が持ち味を全く発揮できずONE初陣は黒星
ONE Friday Fights 50 2024年2月2日(金)タイ・ルンピニースタジアム 【写真】得意の飛びヒザ蹴りを放った栗秋だが不発に ▼第3試合 キャッチウェイト (59.87kg) ムエタイ 3分3R ×栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺) 判定0-3 ○ペットパランチャイ・ポー・ジャロンペット(タイ) 栗秋は九州で活躍後、2018年10月に上京してクロスポイント吉祥寺に入門。天性の格闘技センスを生かした左の攻撃を武器とし、飛びヒザ蹴りは一撃必倒のキレと破壊力を秘めている。しかし極度の練習嫌いとして知られ「いかに練習せずに勝つか」をテーマに掲げている変わり種。 2022年7月にTAKERUに判定で敗れたが、10月の『RIZIN』では翔を2Rにハイキックでマットに沈めた。2023年4月に内藤凌太に判定2-1で勝利すると、6月には鮫島大翔を得意の左フックでKO。9月にはK-1 GROUPから乗り込んできた第6代Krushフェザー級王者・玖村修平を初回KOに降して評価を一気に高めた。戦績は44勝(24KO)21敗3分。 1R、ペットパランチャイが左フックで先制し、右ロー。栗秋が前に出てくるとペットパランチャイは再び左フック。ジャブを伸ばしてくるペットパランチャイに栗秋は右カーフキック。栗秋は思い切り左フックを放って前へ出て行き、ハイキックは空振り。ペットパランチャイは右ストレートを当てる。長いリーチからワンツーを放つペットパランチャイに栗秋は右カーフ。さらに右カーフを重ねていくとペットパランチャイの足が流れ始める。するとペットパランチャイはジャンプしての二段蹴り蹴りを栗秋の顔面にヒット。栗秋も負けじと飛びヒザを繰り出す。ペットパランチャイは首相撲で栗秋をコカした。 2R、栗秋は左ボディからの右カーフ、ペットパランチャイは左の縦ヒジを打つが栗秋は前へ出て左フックを打っていく。栗秋は左三日月、ペットパランチャイはすぐにヒジを返してくる。ペットパランチャイのワンツー、ヒジで栗秋はガードを固めて動きが止まる。ペットパランチャイは首相撲に持ち込んでヒザの連打。栗秋はジャブから作っていくが組まれてしまう。離れると栗秋が強引に左フックで前へ出て右ボディ。 3Rが始まる前、栗秋は観客を煽る。栗秋はワンツーから右ローのコンビネーションを連発、ペットパランチャイの足が流れる。さらに右ローを蹴る栗秋だがペットパランチャイは首相撲に持ち込んでヒジ&ヒザ。栗秋は何度もハイキックを放つが空を切る。またも組まれてヒザをもらう栗秋。最後もペットパランチャイに組まれてのヒザで試合終了。 判定3-0で栗秋は持ち味を発揮できず。ONE初陣は黒星となった。
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