吉幾三、笑福亭鶴瓶からの直接オファーで『怪盗グルーのミニオン超変身』吹替版に登場! 「グルーの歌唱」シーン解禁
<吉幾三コメント>
――「怪盗グルー」シリーズをご存じでしたか? 孫が観ていたことを覚えています。よくミニオンのモノマネをしていました。当時は怪盗グルーに相当ハマっていたんでしょうね。 ――今回のオファーを受けた時の詳細を教えて下さい。 最初にお話を頂いた時は、歌謡曲よりは簡単だろうと思っていました。ただ少し声を変えなければいけないのかな?とかそれくらいに考えていました。なるべく早く音資料と譜面が欲しいとお願いしたら、なんと英語の歌でした(笑)。最初は「俺の英語で分かるんか!?」と思いましたので、ご無礼をお掛けしたらいけないのでお断りしようと思ったのですが、頑張ってみようとお引き受けしました。でもやっぱり大変であんなに苦労したのはデビュー以来でした(笑)。 レコーディングディレクターの方が私の知り合いなのですが、そのディレクターが「もっと舌を丸めて下さい」なんて発音の指示を出してくるんですが、「そんなに言うなら、実際にやってみせて!」なんてジョークを言い合いしながら、なんとか収録しました。自分で作った曲で英語の単語を入れた曲はありましたが、最初から最後まで英語の曲は初めてでしたので、とにかく一生懸命に歌いました。本当に大変でアルバムを2日で制作している感じでした。 ――鶴瓶さんとプライベートでは長いお付き合いなのですか? そうですね。もう40年以上前のまだ20歳代のデビューしたての時ですかね。今回の話を受けた時も、メールで「俺何したらいいの?」と聞いたら「お前、やれや」と(笑)そっちは関西弁?で吹替えているのに、なんで俺だけ英語やねん!と思いましたね(笑)。でも僕らは「やれや!」「分かったわ!」で通じる間柄なので。鶴瓶さんは落語家として天才だと思いますね。僕は歌しかありませんが、何をやってもやりきることのできる人だと思います。 ――次に鶴瓶さんにお会いしたら、今回の件は何と伝えますか? 「やれや」だけのメールはないだろう!と。「どれだけ苦労したか分かってんのか!お前も歌ってみ!」と伝えたいですね(笑)。映画のヒットに少しでも貢献できていれば大変嬉しいです。でも、続編があっても呼ばないでね! 大変だったから(笑)。 ――これから本作をご覧になる予定の方へメッセージをお願いします。 皆さん、是非本作をご覧ください。そして俺の歌を聞いてくれ!(笑)