津波で被災し震災遺構として保存 石巻市大川小学校の外壁からタイル落下 けが人なし 経年劣化か〈宮城〉
仙台放送
東日本大震災で被災し石巻市の震災遺構として保存されている「大川小学校」で、校舎のタイルがはがれ落ちているのが見つかりました。 「大川小学校」を管理している石巻市震災伝承推進室によりますと、12月19日午前9時ごろ、校舎南東の1階部分の外壁のタイルがはがれ落ちているのを点検中の職員が発見しました。 タイルがはがれた外壁の部分は幅3.5メートル、高さ1.6メートルほどの大きさで、タイルが落ちた場所は見学者が入れないため、けがをした人はいないということです。今月17日の夕方に点検した時に異常は確認されず、18日は閉館していました。 石巻市は経年劣化によるものとみて修復をした上で、他の箇所でも危険性がないか点検する方針です。「大川小学校」は12月21日以降も通常通り見学できるということです。
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