オランダが欧州NL準々決勝へ 記録的大勝のドイツは首位通過
【AFP=時事】サッカーUEFAネーションズリーグは16日、各地で試合が行われ、リーグAのグループ3ではオランダが4-0でハンガリーに圧勝し、8強入りした。ドイツも大会史上最多得点差となる7-0でボスニア・ヘルツェゴビナを下し、準々決勝に進出した。 【写真】選手をたたえるドイツのナーゲルスマン監督(その他全10枚) ハンガリーと勝ち点5で並んでいたオランダは、勝った方がグループ突破となる直接対決で、ボウト・ベグホルストとコーディ・ガクポのPKで前半に2点を先行すると、後半もダンゼル・ダムフリーズとトゥーン・コープマイネルスが得点を決めて勝利を決定づけた。 序盤にはハンガリーのアシスタントコーチを務めるアダム・シャライ氏(36)が倒れて試合が一時中断したが、ハンガリーサッカー連盟(MLSZ)は、同氏について「状態は安定しており意識もある」と発表している。 ネーションズリーグの6年の歴史で最大の大勝を収めたドイツは、オランダとの勝ち点5差を維持し、最終節を残してグループ首位通過を決めた。 開始2分にジャマル・ムシアラのヘディングシュートでゴールラッシュの口火を切ると、ティム・クラインディーンストの代表初ゴールとカイ・ハヴァーツの得点で前半のうちに勝負をつけた。後半もフロリアン・ビルツの直接FKと立て続けの2点目、さらに交代出場のリロイ・ザネとクラインディーンストのゴールで得点を重ねた。 リーグBでは、グループ1のジョージアがウクライナとホームで1-1の引き分けに持ち込んだ。アルバニアと0-0の引き分けに終わったチェコが勝ち点8で首位に立ち、ジョージアとアルバニアが1ポイント差の2位と3位で追っている。ウクライナは勝ち点5で最下位となっている。 グループ4ではトルコが終了間際のPK失敗もあり、ウェールズと0-0のスコアレスドロー。首位を維持したが、2位ウェールズとの勝ち点差を5に広げるチャンスを逃した。アイスランドはモンテネグロを2-0で破った。【翻訳編集】 AFPBB News