衆院選、兵庫で投票用紙の交付ミス相次ぐ 赤穂では期日前済ませた有権者に再交付 神戸や伊丹でも
27日投開票の衆院選では、兵庫県内の投票所で投票用紙の交付ミスが続いた。 赤穂市では、期日前投票を済ませていた有権者1人に、小選挙区▽比例代表▽最高裁裁判官の国民審査-の投票用紙を誤って交付した。票の特定ができないため、有効として扱われる。 【写真】伊丹市開票所で集計ミス 選管職員が投票者数データを誤入力 神戸市では、家族分と合わせて2枚の入場券を持参した男性に、小選挙区の投票用紙2枚を交付した。投票総数が本来より1票増えることになる。 伊丹市では、比例代表の投票用紙の残数が合わないことが判明。1人に2枚渡した可能性がある。 養父市では開票作業を巡り、養父市議選(20日投開票)の投票用紙が小選挙区の投票箱に混入していたことが分かった。市長・市議選と衆院選の期日前投票の期間が一部重なっており、同市選管は誤って投票したとみて「持ち帰り・その他」の票として対応した。