『PAYDAY 3』についにソロモードが実装 ただし現時点ではプレイにインターネット接続が必要

『PAYDAY 3』についにソロモードが実装 ただし現時点ではプレイにインターネット接続が必要

『PAYDAY 3』を開発するStarbreeze Entertainmentが、ついに「ソロモード」を追加する。ただし、アクセスするにはインターネット接続が必要であり、動作も通常より良くないという。 「PAYDAY 3」画像・動画ギャラリー VG247が報じたように、Starbreezeがついに「ソロモードベータ」とされるモードを追加する。 このモードは徐々にアップデートされていき、いずれは正式なオフラインモードになるようだが、現時点ではインターネットに接続していなければアクセスできず、再び接続するまでプログレッションリワードは受け取れない。これらのアップデートの提供時期について、コミュニティー責任者兼グローバルブランドディレクターのアルミール・リストは「『ソロモード』はこの点を改善したうえで改善されます」と開発アップデートビデオで述べている。 「これは、この機能の完全なビジョンではありません」とリストは言う。「現時点では、動作状態を確認するためにベータ版として設定しています。通常、当社のサーバーによってフロントロードされていた部分がプレイヤーのハードウェアで実行されるようになるため、パフォーマンスに影響が出ることが予想されます」 「ですが機能はします。プログレッションも入手でき、再びオンラインになった際に更新されます。依然としてソロモードはオンライン中にゲームを開始する必要がありますが、この点は改善される予定です。ただし現時点では、組み込まれた機能が正しく動作するかテストしたいと考えています」 ソロモードベータの最初のリリースは、アップデート「Boys in Blue」とともに配信される大型パッチの一環として行われる。2024年6月27日に配信されるこのアップデートでは、新たなプレイアブルキャラクターや武器などが追加される予定だ。 『PAYDAY 3』は2023年9月に発売されたが、サーバー問題に悩まされたことを受け、StarbreezeのCEOを務めるトビアス・シェーグレンが謝罪することとなった。シェーグレンは「通信インフラが期待どおりに機能せず、大変申し訳ありません。考えられるすべての状況に備えることは不可能ではありますが、改善に努めていきます」としていたが、のちに同社を退社している。 発売から約1カ月後、Starbreezeは最初のパッチに関する続報を出さなかったことについて再び謝罪し、その1週間後に約束したパッチを配信しなかったことについて謝罪した。2024年1月には、ファンが満足していないことは「十分承知している」としていた。 Starbreezeは10月2日の時点で本作のプレイヤー数が310万人だと発表したが、少なくともSteamでのプレイヤー数は徐々に減少し、現在は前作『PAYDAY 2』のほうがプレイヤー数が多い状態だ。SteamDBを確認すると、『PAYDAY 3』における24時間のピーク時のプレイヤー数はわずか535人だが、『PAYDAY 2』は10年以上前に発売されたにもかかわらず2万1584人となっている。