「おおさか維新の会」結成を表明 橋下徹氏ら会見全文4
「おおさか維新の会」結成を表明 橋下徹氏ら会見全文4 THEPAGE大阪
司会:すいません、どうぞ続けてください。 ──すいません、その順序としましては、大阪都構想、大阪都ができてから副首都化を目指すと。 橋下:いや、もうこんなのは同時並行でやらないと。そんなのこれだけ大きな大構想なわけですからね。順序立てて1個が完成してから次なんてやってたら何百年たって、何百年かかるか分かりませんから。同時並行でやっていきます。大阪都構想、行政機構の再編、大阪都庁をつくって、それから大阪の成長戦略ってものもしっかりこれは実行していきますしね。おおさか維新の会、国政政党・おおさか維新の会というものの政治力でね、この副首都というものを法律で定めていく。こういう働き掛けもやっていくし、ありとあらゆることを同時並行でやっていきますよ。 大阪を日本の、2眼レフの中の1つにする2眼レフ構造とか2極化とか、日本を2極化しなきゃいけないとか、みんな口では言うんですけど本気でやった人、いませんからね。言うのは簡単なんです。本気で今、やろうとしてるのが国政政党・おおさか維新の会でもあり、地域政党・大阪維新の会でもあり、今回の府知事選挙、市長選挙にこれ、おおさか維新の会として挑戦して、もう一度大阪都構想、大阪都庁というものをしっかり大阪につくっていく。こういうことで大阪を副首都にしっかり僕はもっていきたいと思いますね。 12月18までが僕の役割ですから、こういうことをしっかりと吉村さんのほうに受けてやってもらいたいと思います。
──4月の統一地方選で、京都にも維新の地方議員の方が複数人誕生したんですが、今回の新党に、いわゆる大阪以外の地方議員の方の参加を呼び掛けられるのかどうか、というのが1点と、あともう1点がその場合に、おおさか維新の会京都支部というイメージなのか、それとも各地域でローカルパーティーのようなものをつくってもらうイメージなのか、そういった参加とか連携の形についてお考えがあればお聞かせください。 橋下:大阪以外の地方議員にも参加してもらいたいと思いますよ。これは先ほども言いましたけども、漢字での大阪ではありませんから、平仮名のおおさかというのは、地方分権、東京一極集中の是正、その中央集権体制の打破、こういうものが込められた、ある意味象徴的な意味で平仮名のおおさかにしていますから、これは大阪の地方議員だけじゃなくて、京都の地方議員も、そのほかの地方議員も、みんな東京一極集中っていうものは、これは日本の国にとって良くないよねって必ずみんな思ってると思いますから、地方分権やっていかなきゃいけないと。ですからぜひ国政政党・おおさか維新の会に入ってきてもらいたいと思います。 で、そのときに国政政党のおおさか維新の会の支部には、それぞれ地域政党をつくったらいいんですよ。今、地域政党・大阪維新の会、僕は大阪維新の会で代表やってますけども、これは維新の党のもともとは、今もそうです、僕だけが離党してるので、今も維新の党の大阪支部が大阪維新の会になってるわけですから、各地方で国政政党・おおさか維新の会のそれぞれの支部として、地域政党・京都維新の会とか、奈良維新の会とかをつくって活動されればいいと思いますけどね。 ──あとすいません、もう1点。京都では来年2月に京都市長選が予定されてるんですが、いわゆるそういう大阪以外の首長選に関して、候補者を立てられるのかどうかとか含めてお考えがあればお聞かせください。 橋下:それは国政政党・維新の会が出来上がって、そこでの幹事長とか選対本部長の判断になりますので、今、僕が言うことではないと思ってます。