「先発は責任が」初回4失点の巨人・グリフィンが4回まで続投 9連戦戦う阿部監督の決断
◆JERA セ・リーグ 巨人0―9ヤクルト(29日・東京ドーム) 巨人が9連戦最後のヤクルトとのカード初戦で今季最多9失点を喫し完敗した。右腹直筋の筋損傷から復帰登板となった先発のフォスター・グリフィン投手(28)が初回に4点を失うなど4回11安打8失点。序盤から大量リードを追う展開となった打線は初対戦の新助っ人右腕・ヤフーレの前にわずか94球で3安打完封負けした。 【動画】阿部監督が門脇誠に打撃の実技指導 ◆阿部監督に聞く ―先発のグリフィンは球速は出ていた。 「横からしか見てないんだけど、真っすぐが両サイドにしっかりと投げられていなかったんじゃないかなと。僕なりの勝手な見解ですけど」 ―捕手も配球は難しい。 「そうですね。序盤ヒットを打たれていたのは、ほとんど変化球でしたし。狙い打たれたのかは分かりませんけど」 ―4回も投げさせたのは中継ぎの負担を考えて。 「先発は責任がありますから。1イニングでも長くいってもらおうと思っていましたね」 ―2番手の堀田は安定していた。 「連投で後からいった投手は失点したけど、何にも責められない。よく頑張ってくれたと思います」 ―ヤフーレの印象は? 「ファーストストライクもとれて、いいピッチャーだなと思って見ていました」
報知新聞社