『パーセント』和合由依が車椅子の高校生を熱演「今を生きる人たちに届けたいと強く思います」
主演・伊藤万理華は「本当のお姉ちゃんみたいな存在」
──撮影現場の雰囲気や共演者と印象に残っていることはありますか? 和合 伊藤万理華さんは最初にお会いしたときに、きれいなお姉さんですてきだなという印象だったんですが、今は本当のお姉ちゃんみたいな存在です。撮影中も、困ったことがあればよく相談をしていて、今はお互いいじり合えるくらいに仲良くしていただき楽しいです。 最初の顔合わせのときに、万理華さんが1人ひとりと対話して、「”わたし対あなた”ということを意識して、未来を演じたい」とおっしゃっていたんです。それを感じることができて、空気がすごくよかったというか、そんな現場だからこそ楽しくできたし、安心して撮影できたと思っています。 すごく寄り添ってくれる環境だったと思います。劇団「S」の皆さんは、十人十色という言葉が本当にピッタリで、それぞれに個性があって、劇団としてのまとまりもあって、ハルにとっても安心できる場所だし、すてきな空間だなと思いました。本当に楽しかったです。家庭以外に、そうやって帰ってこられる場所があって、そういう会話ができる大人が周りにいるハルは恵まれているし、本当に羨ましいです。 ──放送を楽しみにしている視聴者の方々へのメッセージをお願いします。 和合 『パーセント』は、年齢問わず、今を生きる人たちに届けたいと強く思います。ハルを演じていて、撮影のカットがかかったときに、「ここはうまくいかなかったな」とか思うこともあったんですが、そこにこだわりすぎても、良い作品ができるかどうかと言えば、必ずしもそうではないと思っていました。 自分が抱え込みすぎても、考えすぎてもダメな部分があると思うんです。ハルも私と同じ人間だから、考えているところがリアルに出たらいいなと思いました。未来との関係を通して、私もハルと一緒に成長した3か月間だったし、そこは画面から伝わると思っています。そんなハルと未来を、楽しみながら見届けてほしいし、最後まで見てもらえたらうれしいなと思います。
ENTAME next編集部