兵庫県警巡査長、捜査情報漏えい 書類送検、停職1カ月に
兵庫県警は28日、知人の会社役員に捜査情報を漏らしたなどとして、地方公務員法(守秘義務)違反の疑いで神戸市内の警察署勤務の男性巡査長(32)を5月に書類送検したと発表し、28日付で停職1カ月の懲戒処分にした。 県警によると巡査長は2021年6月、投資目的の不動産購入を通じ知り合った40代男性会社役員から「知人が反社会的勢力に属しているか調べてほしい」と頼まれ、当時勤務していた署の端末を操作。検索して暴力団登録の有無を伝えた。 22年にも役員の知人が県警に相談していた事件の捜査情報を漏えい。役員とは複数回食事し代金を支払ってもらっていた。