メーガン妃、「主役級」の"真っ赤なドレス"でイベントに。女性リーダーとしてのアドバイスを送る
先日から、ヘンリー王子とともにナイジェリアを訪問中のメーガン妃。妃は、世界貿易機関事務局長の経済学者ンゴジ・オコンジョ=イウェアラ博士と共催で、女性がリーダーシップを執ることや全世界的にポジティブな変化をもたらす推進力となることの重要性に光を当てるため、現地でパネルディスカッションを開催した。 【写真】かなり目立ってる...? 真っ赤なドレスでイベントに参加するメーガン妃 この日メーガン妃は、ナイジェリアの新進女性デザイナー、オリエールが生み出した美しい赤のドレスを着用。大胆な色とは対照的に、ジュエリーはダイヤモンドネックレス、ゴールドのバングル、ダイヤモンドの指輪だけにおさえ控えめに。足元にはヌードカラーのヒールシューズを合わせ、髪はセンター分けのバレリーナ風お団子ヘアにまとめていた。
ディスカッションにはナイジェリア社交界や政治、ビジネス、メディア、カルチャーなど各分野の女性リーダー約50人が参加。アフリカ初の黒人エンタメ・ライフスタイルチャンネルを経営しているナイジェリアのメディア王モー・アブードゥがモデレーターを務めた。 それぞれの紹介が終わると、アブードゥがメーガン妃に「自分のルーツがナイジェリアにあるとわかった上で、どのように感じたか」と質問を投げかけた(妃は、血統検査で自身がナイジェリア系であったことが分かったと以前にポッドキャストで明かしている)。 メーガン妃は、「まず、本日はご参加くださりどうもありがとうございます。とても嬉しく光栄な気持ちで、多くの刺激を受けます。到着してからの24時間は本当に目まぐるしく、これ以上ないほど沢山の情報を得ましたので、みなさんにうまく溶け込むことができているように感じます。ですから、まずは皆さんが夫と私を非常に温かくこの国に迎えて下さったことに感謝したいと思います」と述べてから、「私の国」と加えて拍手を浴びた。
メーガン妃は、自分の血統がわかった時のことについて、「最初に母に電話しました。彼女がそれに気づいていたかどうか知りたかったからです」と説明。母娘でアフリカ系アメリカ人としての背景をさらに探っていくことにワクワクし、その過程では「驚きと共に謙虚な気持ちになった」と述べた。するとモデレーターのアブードゥは参加者に、メーガン妃にナイジェリア名をつけてあげなければいけませんねとジョークを述べた。 アブードゥが女性が力を持つことの重要性を大まかに説明すると、メーガン妃はその代表となって影響力を持つことについて言及。「次世代に『私も彼女みたいになれる』と思ってもらえるように、まずは少なくともく認知された存在になる必要があります」と述べた。そして、成功とは母国を出ることではなく、母国へ帰ってきて何世代も続いてきた古めかしいパターンを変えることだとして、「私は多くの若い女性に、ふさわしいお手本が何かというのを、きちんと評価できる人であってほしいと願います」と続けた。 また、お手本とは必ずしも"真面目で強い人"というだけではなく、「美しく、知性がある人というのも、立派なお手本の一部です。パワフルで面白い人であること。これらは両立することができますから」とメーガン妃。そして、妃自身が私的メンターと考えるNBC副会長のボニー・ハマーから学んだ教訓を引用しながら次のように述べた。「(仕事と生活の)バランスは常に変化する。10年前はうまく取れていたバランスでも、そのうち変化していく。母親になることは昔から私の夢だった。だから、2人の美しく、元気で、とてもおしゃべり好きな可愛い子どもに恵まれてとても幸運です」と述べた。
From Harper's BAZAAR.com