偉業を達成した大谷翔平の後ろには…（AP）

◇１９日（日本時間２０日）　マーリンズ４―２０ドジャース（マイアミ） 　「１番・指名打者」で出場したドジャースの大谷翔平選手が、前人未到の「５０本塁打５０盗塁」を達成した。この偉業を目撃するために、授業をサボってスタジアムに駆けつけたとみられるファンの姿がテレビ中継でもたびたび映され、ネット上で話題となった。 ◆「歴史を見るために数学をサボった」映り込んだ大谷翔平へのボードが話題【写真複数】 　６回に４９号２ラン、７回に２ランと、２打席連発で前人未到の「５０―５０」を決めた大谷は、９回にも５１号３ランを放ち、この日は６打数６安打１０打点と大暴れ。初回と２回に２盗塁を決めており、「５１―５１」に到達した。 　大谷の偉業達成の一方で注目を集めたのが、黒い帽子をかぶった、米国人の少女とみられる人物。ドジャースのベンチそばの観客席で、「Ｉ　ＳＫＩＰＰＥＤ　ＭＡＴＨ　ＴＯ　ＷＡＴＣＨ　ＨＩＳＴＯＲＹ！（歴史を見るために数学をサボった）　ＯＨＴＡＮＩ　５０／５０」と書いたボードを掲げる姿が何度か映し出された。 　ＭＬＢ公式Ｘ（旧ツイッター）は、「大谷翔平は君に必要な数学をすべて与えた」とのメッセージとともに、この様子をとらえた写真を投稿。さらにＸでは「気持ちわかるｗｗｗ」「嗅覚がすごい」「言葉選びのセンスいいね」「大谷翔平は歴史に数字を刻んでる」「数学より歴史ｗｗ　大谷くんがすでに歴史」「大谷が完璧な数学の授業をした」「この子を含め、今日観戦した全ての人が自慢げに後世に語り継ぐヒストリー！　それこそその数、ねずみ算式に」などの書き込みが上がった。