国交相、首都高に改善指示 大雪で通行止め解除遅れ
斉藤鉄夫国土交通相は9日の閣議後記者会見で、関東甲信を中心とした大雪の影響で首都高速道路の通行止め全面解除が7日夕までずれ込んだことについて「除雪に時間がかかったことを検証し、改善を検討するよう同社に指示した」と述べた。 首都高は5日午前から一部区間で規制を始め、範囲を拡大。その後、7日朝の全線再開を目指して除雪作業を進めていたが、同日午後4時半までかかった。 斉藤氏は「通行止めで車両の滞留は防げた」と評価。除雪の遅れについては「首都高は高架が多く路肩が狭いため時間がかかった」と説明した。