STU48石田千穂、初センター後に迎えた“転機”を告白「考え方がガラッと変わった」
STU48の1期生・石田千穂が、2nd写真集「太陽って何色?」を10月25日(金)に発売する。デビューシングルから10作連続の選抜入り、センターポジションを3回務めるなど、常にグループをけん引してきた石田。台湾で撮影された本作では、初挑戦となるランジェリーカットや入浴シーンといった新境地を見せている。インタビューでは、撮影の思い出や前作からの変化、8年間のアイドル活動で転機となった出来事などを語ってもらった。 【写真】石田千穂が台湾で見せた素の表情など全34枚 ■撮影で台湾へ「信じがたい量を食べた」 ――2冊目の写真集発売おめでとうございます。 ありがとうございます。2冊目の写真集は絶対に出したいと思っていたので、うれしかったです。 ――撮影は台湾で行われたそうですね。 私には台湾のファンの方が多くて、お話を聞く機会も多かったので行ってみたいなと思っていたんです。それで台湾での撮影をお願いしました。すごく楽しくて、ご飯もとてもおいしかったので、またすぐにでも行きたいです。 ――公式SNSには、石田さんが「信じがたい量を食べた」と書かれていました。 毎日おなかがはち切れるくらい、うそみたいに食べました(笑)。写真集の撮影で行ったとは思えないほど。台湾に行くまでは節制していたので、その分いっぱい食べられて幸せでした。 ――節制は撮影のためというより、台湾グルメを楽しむため? 「いっぱい食べたい」という気持ちはあったので、両方ですね(笑)。最初に撮影した写真と最後の水着の写真を比べたら、たぶんちょっとおなかがぷっくりしていると思います(笑)。 ■アイドルとしてではない“石田千穂” ――ファースト写真集「檸檬の季節」と比べて変わったことがあれば教えてください。 両方同じカメラマンさんなんですが、ファーストの時は“アイドルの石田千穂”として撮影してもらった感じで、今回は「アイドルとしてではなく“石田千穂”として撮ろう」と言ってくださいました。よりリラックスした雰囲気の私を見てもらえるんじゃないかなと思います。 ――水着の写真も増えましたよね。 そうですね。大人になって、初めてのランジェリーとかお風呂での撮影とか、大人っぽい撮影もいっぱいしたので、そこも見どころです。 ――特に印象に残っている撮影はなんですか? 台湾の夜市で、台湾っぽい服装で杏仁豆腐を食べたんです。その写真は“ザ・台湾”という感じでお気に入りです。 ■メンバーから「攻めてるね!」と反響 ――撮影中のハプニングなどはありませんでしたか? かわいくしてもらったのに、髪もメークも雨で全部ヨレヨレになったのは大変でした。ドライヤーをして、メークを直して、と1日に何回もやったので、メークさん泣かせで申し訳なかったです。 雨女じゃないですよ! たぶんメークさんが…(笑)。私は晴れ女ですが、今回は負けました(笑)。 ――メンバーからの反響はいかがですか? お風呂のカットを最初に公開した時、「攻めてるね!」と言われました。撮っている時には“攻めている”意識はなくて、何も考えずに「じゃあお風呂入るよー」という感じだったんですが、出来上がった写真を実際に見てみたら自分でも「大人っぽい」と思いました。 ――特に注目してほしいシーンを教えてください。 ワンちゃんと撮影した写真です! ワンちゃんと撮影することは夢でした。めっちゃかわいくて、私もめっちゃうれしそうな表情をしているのでチェックしてもらいたいです。 ■8年の活動で「心に余裕が持てるようになった」 ――現在はソロコンサート「#ちほコン」を控えています(取材時)。追加公演も決まりました。 本当にうれしいです。ソロでライブをするのは久しぶりなのでドキドキしますが、8年間の中で一番と言えるほど、めちゃくちゃアイドルな姿を見てもらえると思うので楽しみにしていてほしいなと思います。 ――8年前と比べてご自身が変わったと思う部分はありますか? とても変わったと思います。いろんなことを経験して自信がついたから、心に余裕が持てるようになりました。前は悩んだり思い詰めたりすることも多かったけど、今は「まぁ大丈夫か!」という気持ちに変わりました。 ――転機となるような出来事があったのでしょうか? 初めてセンターを任せていただいた時に悩んでしまって活動をお休みしたんですが、それが転機になって、考え方がガラッと変わりました。たくさん迷惑を掛けてしまいましたが、今思うと自分にとって必要な時期だったのかなと思います。 ■STU48の歴史を伝える役目、良い部分を残していく存在でありたい ――2025年には、グループの8周年コンサートを3月20日(木)に東京ガーデンシアター、4月5日(土)・6日(日)に広島国際会議場 フェニックスホールで開催します。 大きな会場でやらせていただくので緊張や不安もありますが、8周年に向けてもっと盛り上げていけたらなと思っています。 ――8周年を迎えるまでにSTU48も変化を重ねてきました。今のSTU48に対してはどのような思いがありますか? 後輩が多くなりました。最近は3期生とお仕事で一緒になる機会も多くなってきて、お母さん気分で成長を見ているのが楽しいです(笑)。 ――グループの中で石田さんはどんな役割でしょうか? ありがたいことに1stシングルからずっと選抜で選んでいただいているので、STU48の今までの歴史を伝える役目、良い部分を残していく存在でありたいです。 ■演技の仕事で「セーラー服を着たい」 ――これまでアイドルを8年続けてきましたが、将来の活動について考えることはありますか? 演技やテレビのお仕事をやっていきたいです。芸能のお仕事は続けていきたいと思っています。演技は楽しいけど、すごく難しいです。でも学びがいっぱいあるので、やりがいを感じます。 ――俳優としてやってみたいことはありますか? 制服を着たいです! 私は通信制の学校だったので、制服を着ていないんです。学生時代、文化祭も体育祭も全然できていないし、まだ22歳なので。セーラー服を着たいですね。風紀委員とかをやってみたいです。 ――「ちょっと男子~!」と怒るみたいな。 そういえば、今回の撮影でそんな場面がありました。露出の多いシーンだとセッティングする時に、男性スタッフの方々に「男子あっち向いて!」みたいなノリで(笑)。 ――最後に、写真集を楽しみにしている方にメッセージをお願いします。 1st写真集よりもさらに大人になって、この写真集でしか見られないような表情がたくさんあると思います。ぜひ期待していてほしいです! ◆取材・文=山田健史