春風に揺れる約100万本の「天空の菜の花畑」 散策する人々を視覚と味覚で魅了【岡山・美作市】
岡山放送
天空の菜の花畑が見頃を迎えています。美作市の高台で約100万本の菜の花が咲き誇り、訪れる人を魅了しています。 青空の下に広がる黄色い絨毯。約100万本の菜の花が春風に揺れます。美作市竹田の標高約330メートルの高台には約3ヘクタールの菜の花畑が広がっていて「天空の菜の花畑」として観光スポットになっています。 夏にはヒマワリも楽しめる場所で、耕作放棄地だった里山の畑を活用し季節の花を楽しんでもらおうと、地元で農業を営む山口敦史さんらによって整備されました。 菜の花は観賞用や食用としても栽培されていて、訪れた人たちは花畑を散策するなど心地よい時間を過ごしていました。 (訪れた人は…) 「素晴らしい」 「歩いてきて黄色一面のじゅうたんのようで、すごくきれいで癒やされる」 「(食べられるので食べてみてください)おいしい。ぜんぜん苦くない」 (ほのぼのハウス農場 山口敦史さん) 「誰も農業をしていなかったところにたくさんの花を植えて、地域の人に喜んでもらったり、癒やしを提供できたら。ぜひ皆さんに来てもらえたら」 開園時間は毎日午前11時から午後3時までで、4月28日には花畑を舞台に「能」の舞が披露されます。菜の花は4月末まで楽しめるということです。
岡山放送