（写真：テレビ北海道）

道南の長万部町は、北海道新幹線の札幌延伸に伴い建設される新たな駅のデザイン案を選び、建設主体の鉄道・運輸機構に推薦書を提出しました。木幡正志町長が今月5日に鉄道・運輸機構を訪れ、選定したデザイン案を伝えました。案は、機構から提示された３種類のデザイン案のうち、町民アンケートで最も支持を集めました。ガラスを使用した透明感のあるデザインで、函館線と室蘭線が分岐する交通の要所として栄えてきたことを印象づけるものとなっています。 長万部町木幡正志町長「（人口減が続く）町の体制を新たに作り直せる。交通の要衝としてのまちづくりはまたこれから始まる。長万部駅が復活のシンボルになるように」 新幹線駅のデザインを巡っては、小樽市も先月選んだデザイン案を機構に伝えていて、ほかに駅が建設される道南の八雲町と後志の倶知安町も、6月までにデザインを選ぶことになっています。