【速報】玉名署員自殺訴訟 熊本県に6200万円賠償命令 熊本地裁判決
2017年に玉名署の男性巡査=当時(24)=が自殺したのは長時間労働が原因として、遺族3人が熊本県に計約7800万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、熊本地裁は4日、県に計約6200万円の賠償を命じた。 訴状によると、男性は17年4月に刑事課勤務となり、長時間労働が常態化。精神障害を発病し、9月に自殺した。地方公務員災害補償基金県支部は20年11月、公務災害と認定。亡くなる前の5カ月間は「過労死ライン」とされる月100時間を超える時間外労働があったと算定した。