THE RAMPAGE 与那嶺瑠唯と後藤拓磨「ダンス、最高です!」三陸の子どもたちと「Rising Sun」
16人組ダンス&ボーカルグループ、THE RAMPAGEの与那嶺瑠唯と後藤拓磨が2月23日、岩手県の宮古市民文化会館で行われたダンスイベント「Mo’Paradise PARTY SANRIKU 2024」に出演、岩手県と福島県の子どもたち41名とともに「Rising Sun」を一緒に踊ってイベントを盛り上げた。 「Rising Sun」は、ダンス&ボーカルグループのEXILEが東日本大震災復興支援チャリティーソングとして2011年9月に発表した楽曲。2012年にスタートしたEXILEなどが所属するLDHらが行った復興プロジェクト「夢の課外授業中学生 Rising Sun Project」で、EXILEやEXILE TRIBEのメンバーと中学生たちが踊りつないできた楽曲でもある。 東日本大震災で甚大な被害があった三陸の子どもたちにとっても「Rising Sun」は聴いたり踊ったりしながら育ってきた特別な曲。その環境もあって、与那嶺と後藤とともに踊る企画が実現したという。参加した子どもたちは「夢の課外授業中学生 Rising Sun Project」を経験した7名が先生となって約3カ月をかけて練習してきたという。 2人はイベントの終盤に子どもたちと一緒にパフォーマンス。「Rising Sun」のイントロに合わせて両手をゆっくりと高く掲げて祈るように胸の前に降ろして、パフォーマンスがスタート。ダンサブルな曲調にかわったところで客席から自然と歓声が上がると、それが合図だったかのように自然と手拍子も始まった。 最前列で踊っていた与那嶺だが途中から子どもたちの中に入っていってダンス。後藤はその様子をチラリと確認すると、笑顔でさらにキレの加わったダンスを披露。与那嶺と後藤と子どもたち、与那嶺と後藤も笑顔を浮かべてアイコンタクト。「Love」と「Dream」と「Happiness」にあふれた瞬間だった。 最後「Rising Sun」のフレーズで再び右手の人差し指を高く掲げると、大きな拍手と歓声が響きわたった。3分半ほどのパフォーマンスだったが、踊って楽しむだけでなく、客席を沸かせ、会場が一体となった温かいステージだった。 パフォーマンス前に「自分も子どもの気持ちになって開放したい」と話していた与那嶺は「子どもたちのエネルギーやパワーが後ろから伝わってくるんです。どんどんどんどんそのエネルギーが大きくなってきて、僕らのパワーが日本だけでなく世界中の皆さんの心を温かくできる、そんな力を感じました」と充実の表情。 後藤も「これはもう一つになったと言ってもいいんじゃないですか?」と満面の笑み。「僕たちだけじゃなくて会場にいるすべての皆さんでつながる瞬間を感じられて、本当に最高でした。これがダンスだし、もっと大きな力を生み出せるのがダンス! 今日は一緒に踊ってくれたみんなも、見てくださった皆様も本当にありがとうございました。ダンス最高です!」と熱いスピーチだった。