大分県内の工業系高校の生徒を対象に、ものづくりの技術を競うコンテストが7日、大分市で開かれました。 【写真を見る】高校生ものづくりコンテスト　9校から約80人が出場、腕前競う　大分 このコンテストは技術者として活躍できる人材の育成を目的に県教育委員会などが毎年開催しています。今年は県内9つの高校からおよそ80人の生徒が出場。電気工事や木材加工など8部門で技術を競いました。 このうち金属を加工する旋盤作業部門では鉄を削って歯車を作る課題が出されました。課題通り仕上げるには高い精度が求められ、生徒たちは日頃培ってきた腕前を発揮しました。 （出場した生徒）「このコンテストはメンタルが大事なので、これからメンタルが必要とされる場面が出てくるのでそこに活用していきたい」「製造業で活躍していきたい。学んだことをいかして安全安心なものがつくれたらうれしい」 各部門で最優秀賞に選ばれた個人とチームは7月に佐賀県で開かれる九州大会に出場します。