5月5日、きょう立夏 汗ばむ陽気 水遊び 佐賀県内29度超え
5日は二十四節気の一つで、暦の上で夏の始まりを告げる「立夏」。4日の佐賀県内は伊万里市で29・8度、佐賀市で29・5度を記録し、立夏を表すように今年一番の暑さとなった。大型連休も後半に入り、行楽地は多くの人でにぎわった。 佐賀市の道の駅大和・そよかぜ館そばの河川敷では、初夏の陽気に誘われ、水遊びをする家族連れの姿が見られた。子どもたちは靴や服を脱いで川の水で体を冷やしたり、深瀬に向かって石を投げて「水切り」を楽しんだりしていた。唐津市から訪れた稲富結心(ゆうしん)君(5)は「水が気持ちよくて、石を投げるのも楽しかった」とにっこりした。 佐賀地方気象台によると、5日は低気圧や前線の影響で天候が崩れ、6日にかけて激しい雨が降ると予想する。週末に向け徐々に回復するが、気温は平年並みに落ち着くという。(文と写真 西浦福紗)
西浦福紗