奈良県23日から休業要請開始「GW期間中の不要不急の外出を徹底的に抑制」
新型コロナウイルスの感染拡大を受け奈良県は23日、県内の遊興施設などに対する「休業要請」を開始した。期間は5月6日まで。奈良県は「ゴールデンウィーク期間中の不要不急の外出を徹底的に抑制するとともに『特定警戒都道府県』との往来を極力抑制する」としている。 【拡大画像】大阪府「休業要請リスト」詳細版を公表 スーパー銭湯は休業、銭湯は営業など一覧
休業要請の対象施設は奈良県公式サイトに掲載
発表によると、休業要請の対象施設は、すでに始まっている大阪府や京都府などとほぼ同じで、ナイトクラブやカラオケボックス、インターネットカフェや映画館、パチンコ店といった遊興施設などとなっている。 これらの対象施設の詳細は、奈良県公式サイトトップページの「施設の使用制限等を要請します」という項目をクリックすると、リストなどが表示される。
中小企業には20万円、個人事業主には10万円の「感染症拡大防止協力金」
奈良県では、休業要請に協力した中小企業には20万円、個人事業主には10万円の「感染症拡大防止協力金」を給付する。申請方法など詳細については現在検討中で、受付期間、送付先、様式など近日中に奈良県公式サイトで公開するとしている。
奈良県緊急事態措置コールセンターを設置
また、今回の緊急事態措置を受け「奈良県緊急事態措置コールセンター」を設置。特措法に定める要請・指示などの措置に対する県民や事業者の疑問や不安に対応する。 開設時間は平日の午前9時から午後9時までとなっているが、5月6日までは休まず開設するとしている。受付電話番号は0742・27・3600、ファクス番号は0742・23・9244となっている。専用回線は9回線用意しているが、混雑しておりつながりにくいこともあるとしている。