益若つばささんと理想のクルマとは? 「あの時の私、グッジョブ!」と、思ったビジネスにおける成功の裏側も語った
愛車を見せてもらえば、その人の人生が見えてくる。気になる人のクルマに隠されたエピソードをたずねるシリーズ第35回。後編は、アーティスト・モデルの益若つばささんが次期愛車について考えるとともに、ビジネスへの思いを語った。 【写真を見る】エレガントな益若さんと超高級SUVが夢の共演(10枚)
イギリスが好き!
益若つばささんのリクエストを受け、GQ JAPAN編集部が次の愛車にリコメンドしたのは、ずばり最新の「レンジローバー」だ。益若さんが愛車に求める条件は、以下のものだった。 ・運転も慣れ、今のレクサスNXより、大きくてゴツいクルマに乗ってみたい。 ・当初はメルセデス・ベンツの「Gクラス」に憧れていたものの、実際に乗ったら、思っていたイメージとはちょっと違った。 ・次はシルバーが似合うクルマに乗ってみたい。 ・仕事の往復は事務所のクルマなので、完全にプライベート専用。 こうして、レンジローバーの中でも最上級の「SV」を益若さん、試乗することとなった。乗り込もうとすると、自動でステップが出演。益若さんは、「身長150cmの私にはありがたいです」と、言いながら、運転席に収まる。そして、「外から見るとすごく大きいけれど、運転席からの眺めは広くて見やすいですね」という第一印象を口にした。 ランドローバー社伝統のコマンドポジションはボディの四隅を把握しやすい、と説明すると、益若さんは納得した様子でうなずいた。 いざ走りだすと、「乗り心地が最高にいいですね」と、笑顔を見せた。そしてハンドルを操作しながら、「私、“前世はイギリス人だった”説があるくらい、イギリスのものに惹きつけられてしまうんです」と、真顔で続けた。 「ミニもそうだったし、このレンジローバーもイギリスですよね。ヴィヴィアン・ウエストウッドの洋服やハリー・ポッターの世界観も大好きだし、無意識に食器や家具を選ぶと、それはイギリス製ですと言われることが多いんです」 ここで益若さんは、オーディオのスイッチをオン。「メリディアン」のサウンド・システムが、クラシック音楽を良い音で鳴らす。 「音が良いのは嬉しいです。クルマに乗ると、Spotifyとかでランダムにトレンドの曲を聞いています。なので、クルマに乗れば乗るほど最新の曲を覚えて、乗らない時期は流行がわからなくなるという現象が起きています。それにしても、このクルマに乗ったおかげで、クルマ選びが本格化しそうです。いろいろと調べてみたくなりました」