「がんこ」が「GANKO」に社名変更 海外展開見すえて
TVOテレビ大阪
大阪・十三にある「がんこ総本店」。ランチで一番人気なのがこちらの定食です。【記者】「マグロ、いただきます!マグロの味がしっかりしていてシャリとのバランスが最高でおいしいです」 およそ400種類の和食メニューが揃う「がんこ」。実は17日まで「がんこフードサービス」という会社名でしたが、18日から会社の名前を「GANKO」に変更しました。その理由を聞きに社長を訪ねました。 【GANKO 小嶋達典社長】 「がんこの小嶋でございます」 【記者】「ロゴが変わっていますね」 【GANKO 小嶋達典社長】 「今日から新しくスタート」 新しい会社のロゴがこちら。家紋の要素を取り入れていますが、注目なのは社名のアルファベットへの変更です。 【GANKO 小嶋達典社長】 「日本の人口減っていってる。これから海外展開を考えていかないと。『がんこフードサービス』もいいが、海外に行く(進出する)のにひらがなでいいのか、と」 1963年、創業者の小嶋淳司会長が十三で創業した「がんこ」。1980年に「小嶋商事」から「がんこフードサービス」に一度社名を変更しています。コロナ禍を経て、会社を進化させるためにおよそ1年をかけて社名の変更を検討してきたそうですが、会長には伝えづらかったようで。 【小嶋社長】「(会長には)今の経営陣で考えて(社名を)変えていくという話はした。最初は『ん?』という顔をしていた。創業者なので報告して納得してもらわないと意味がないと思い、根気よく丁寧に説明した」 店舗で使うのれんや店名などを変えることはありませんが、社名を変えて、次なる成長を目指します。 【小嶋社長】「60年やってきたということは間違っていなかった、でも時代に合わせた進化することを考えていかないと」
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