和歌山県内40施設で「温泉協会スタンプラリー」 3エリア巡る
「和歌山県温泉協会スタンプラリー」が12月13日、和歌山県内で始まった。主催は和歌山県温泉協会。(和歌山経済新聞) 【写真】「和歌山温泉協会スタンプラリー」の冊子に押された和歌山県PRキャラクター「きいちゃん」のスタンプ 温泉施設40カ所で3つのスタンプを集める同企画。今年で11回目を迎える。新たな試みとして、紀北・紀中・紀南の3エリアでそれぞれスタンプを1つずつ集める方式を導入した。 紀北エリア掲載の温泉施設は「ゆの里」(橋本市神野々)、「神通温泉」(紀の川市神通)、「花山温泉」(和歌山市鳴神)、「天然紀州黒潮温泉」(毛見)など7カ所、紀中エリアは「光の湯」(有田市星尾)、「美山の湯」(日高川町初湯川)、「しみず温泉」(有田川町清水)など7カ所、紀南エリアは「崎の湯」(白浜町)をはじめとする白浜温泉や「丹敷の湯」(那智勝浦町浜ノ宮)を含む那智勝浦温泉、龍神温泉、熊野本宮温泉郷などの26カ所。 スタンプを集めて応募した200人には、和歌山県PRキャラクター「きいちゃん」を描いたオリジナルクオカード500円分を抽選で進呈する。 冊子は、参加施設や観光案内所、道の駅などで配布するほか、同協会ホームページでもダウンロード配布する。地図や施設紹介、泉質などの情報に加え、「和歌山県の自然と温泉」と題し、自然公園や自然歩道を紹介し、4.7キロから12キロの温泉を経由するウオーキングコースを掲載する。 同協会事務局の田村えりかさんは「毎年たくさんの応募があるが、紀北エリアのみなど、地域に偏りがあった。今回は県内各所に足を伸ばし温泉を巡るきっかけにしてもらおうと企画した。温泉は貴重な自然資源の一つ。自然公園の散策を通じ、温泉がある自然環境も楽しんでほしい」と話す。 2025年2月28日まで。
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