鹿児島相互信用金庫 3金融商品で利息を過大徴収 43店舗計1380万円、適用利率を誤る
鹿児島相互信用金庫(鹿児島市)は22日、三つの金融商品で誤った利率を適用し、過大に利息を徴収していたと発表した。2009年1月以降に貸出残高があった141先、計1380万9000円。57店舗中43店舗で誤りがあった。 適用利率が間違っていたのは、長期プライムレートに連動する事業者カードローン、当座貸越ライン、そうしんナウ・カードローンの3商品。毎月10日に営業店ごとに基準金利の変動を反映させる必要があったが、変更していなかった。内部監査で発覚した。遅延損害金を加えた計2057万5000円を20日に返金した。 今後は、利率変更を本部が実施し、チェック体制を強化するとともに、システム化を進める。また、08年以前に利用し、心当たりがあれば窓口への連絡を呼びかけている。同金庫地域支援部=0120(197)005(平日午前9時~午後5時)。
南日本新聞 | 鹿児島