テュラムがドッピエッタも王者インテル、逃げ切り失敗でドロー発進【セリエA】
インテルは17日、セリエA開幕戦でジェノアとのアウェイ戦に臨み、2-2で引き分けた。 昨季王者インテルは新戦力のタレミがベンチスタート、ジエリンスキが負傷欠場となり、昨季までの主力がスタメンとなった。 昨季11位のジェノアに対し、ラウタロとテュラムの2トップで臨んだインテルが押し込む入りとすると7分、テュラムがカットインシュートで牽制。 しかし20分、最初のピンチで失点する。FKの流れからバニのヘディングシュートがバーに直撃したルーズボールをヴォリアッコに押し込まれた。 それでも30分、バレッラの右クロスにテュラムがヘッドで合わせ、すかさず同点に持ち込んだ。続く36分にはテュラムがボックス内で倒されてPKを獲得しかけるもVARが入ってノーファウルの判定に。 40分には分厚い攻めからラウタロ、ディマルコが枠内シュートに持ち込んだが、GKゴッリーニとバデリの好守に阻まれ1-1で前半を終えた。 迎えた後半、押し込むインテルは52分に逆転弾かと思われたが、ダルミアンのクロスに合わせたディマルコのシュートはオフサイドを取られてしまう。 さらに59分、テュラムが強引なドリブル突破からシュートに持ち込んだが、GKのセーブに阻まれた。 その後は膠着状態に陥ってタレミを投入した中、終盤の82分に勝ち越し弾。フラッテージのスルーパスを受けたテュラムがネットを揺らすと、直後はオフサイド判定だったものの、VARでゴールが認められた。 このまま逃げ切りかと思われたが、追加タイム2分に落とし穴。ビセックがボックス内でのハンドを取られ、PKを献上。これをGKゾマーは止めるも、ルーズボールをキッカーのメシアスに押し込まれ同点とされてしまった。 2-2でタイムアップを迎え、王者インテルはドロー発進となった。 ジェノア 2-2 インテル 【ジェノア】 アレッサンドロ・ヴォリアッコ(前20) ジュニオール・メシアス(後51) 【インテル】 マルクス・テュラム(前30) マルクス・テュラム(後37)
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