月夜に恋が動き出す!? 夜のシーンにキュンとするおすすめ韓国ドラマBEST5
月夜と言えば、ストーリー前半のヨンとラオンが再会するシーンが印象的。そして、燈に願いごとを書いて空に上げるお祭り『風燈祭』でのシーンも、映像が楽しく美しい上にキム・ユンソン(ジニョン)を加えた三角関係も観られるのでドキドキします。
『太陽を抱く月』(2012年)
朝鮮王朝の架空の時代を舞台に、太陽を優しく抱く月のようなホ・ヨヌ/ウォル(ハン・ガイン/少女時代はキム・ユジョン)の死から始まる、太陽のように輝く王イ・フォン(キム・スヒョン/少年時代はヨ・ジング)のラブストーリー。朝廷の権力争いによる思いもよらない陰謀と、2人の愛が長年に渡り複雑に絡み合う、ファンタジー・ロマンス史劇の名作で、韓国放送当時は最高視聴率46.1%を記録しました。 タイトルの通り、太陽と月にまつわる自然現象や、巫女が朝廷の色々なことを占う『星宿庁(ソンスチョン)』が朝廷に大きな影響力を持っているのも、ストーリーの見どころ。記憶を失った巫女ウォルが、夜にイ・フォンのもとへ訪れるたび2人の距離が近づき、視聴者側は号泣してしまう、ハンカチどころかバスタオル必須の物語です。
『100日の郎君様』(2018年)
朝廷の陰謀によって記憶を無くした世子イ・ユル(ド・ギョンス)は、ひょんなことから別人として生きていた初恋の相手ユン・イソ(ナム・ジヒョン)と結婚。互いの本当の姿に気づかないまま、庶民の夫婦『ウォンドゥクとホンシム』として暮らし始めます。そして次第に運命と真実に近づいていく、奇跡の恋物語です。
満月の夜に訪れる橋の上での出会い、再会がキーワードであり、伏線回収シーンでもあります。物語の終盤では惹かれ合う主人公2人の切ないやり取りもあり、涙なしでは観られないドラマが展開されます。
Text:Harumi Ishikawa