カンザキイオリのデビュー小説『あの夏が飽和する。』文庫版発売へ 人気声優と著者によるAudible朗読版も
カンザキイオリの小説デビュー作『あの夏が飽和する。』の文庫版(税込価格858円)が6月27日に河出書房新社より刊行される。 本作は累計発行部数27万部を突破した、小説×音楽×朗読が奏でる新しい文学作品。ボカロPはじめ広く活躍するカンザキイオリのデビュー作として大きな話題を呼んだ。 今回の文庫化を記念して、河出書房新社、Amazonオーディブル(以下、Audible)、メディアドゥが協力し、オーディオブックを制作。人気声優3名と著者自らが熱演した朗読を、単行本『あの夏が飽和する。―全文朗読付き完全版―』 (税込価格6,380円)、Audible版『あの夏が飽和する。』(Audible会員プラン聴き放題対象作品/単品購入価格3,800円)として、文庫と同時に発売される。 さらに河出文庫『あの夏が飽和する。』には初回出荷分限定で、2024年8月発売の小説最新作『自由に捕らわれる。』モチーフのしおりを封入。単行本『あの夏が飽和する。―全文朗読付き完全版―』には初版限定でカンザキイオリ直筆サインカードが封入(初版は先着順・完売次第終了)される。 なお、2024年6月29日(土)20:00からは、カンザキイオリのYouTubeチャンネルにて、『あの夏が飽和する。』文庫化記念配信ライブ「また夜が飽和する。」も配信される。こちらも併せてチェックされたい。 ■著者プロフィール カンザキイオリ Kanzaki Iori 2014年にボカロPとしてアーティスト活動を開始すると、「命に嫌われている。」などの大ヒット楽曲を次々に発表。映画、ゲーム、他アーティストへの楽曲提供などで注目を浴びる。2020年に自身の楽曲の同名小説「あの夏が飽和する。」で作家デビュー。2021年小説第二弾『親愛なるあなたへ』で作家としての地歩を固める。楽曲制作、ライブ、作家活動など多分野で活躍する、いま最も注目のアーティスト。
リアルサウンド ブック編集部