SC相模原が激闘ドロー 残り3節、シュタルフ監督「サガミスタとともに」
J3リーグ第35節が11月2日、相模原ギオンスタジアム(相模原市南区下溝)で行われ、SC相模原はカターレ富山と2-2で引き分けた。入場者数は1679人。(相模原町田経済新聞) 前節、アウェーで福島に勝利してプレーオフ進出に望みをつなぐ7位に浮上した相模原。自動昇格を目指す3位の富山を迎えての一戦。 試合は開始7分、コーナーキックのこぼれ球を福井和樹選手がダイレクトに蹴り込んで相模原が先制。しかし、その後は守勢に回り、前半終了間際と後半立ち上がりに失点。 逆転を許した相模原だったが、反転攻勢をかけると西山拓実選手のミドルシュートのこぼれ球に反抗した瀬沼優司選手がPKを獲得。武藤雄樹選手が決めて試合を振り出し戻す。きっ抗した展開のままホイッスル。 試合後、シュタルフ悠紀リヒャルト監督は「試合の入り方と締め方、失点の安さを潰しきれないという課題が出たことはポジティブ。自分たちの時間(攻撃を仕掛ける時間)は長くなってきている。セットプレーも順調にレベルアップしている。手応えは感じているので、これを続けていきたい」などと話す。 当節に勝ち点1を加えた相模原はプレーオフ圏の6位と勝ち点差1の8位。今シーズンのリーグ戦は残り3試合。プレーオフ圏6位との勝ち点差5に14位までがひしめく混戦。シュタルフ監督は「最終戦まで決まらないと思うので、負けたら終わりではなく、諦めたら終わり。いい準備をしてホームでサガミスタとともに戦いたい」とサポーターに共闘を呼びかける。 次のホームゲームは11月10日、奈良クラブと対戦する。
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