DeNA・佐野恵太、FA権行使せず残留「指名してくれた恩を活躍することで返せるのであればベイスターズのために活躍をしたい」
DeNAは12日、佐野恵太外野手(29)が今季取得した国内フリーエージェント(FA)の権利を行使せずに残留すると発表した。 【写真】度会隆輝と談笑するDeNA・村田修一コーチ「久しぶりに青いユニホームを着られてうれしい」 佐野は2017年に明大からドラフト9位で入団。球団を通じ「指名待ちをしていたあのときの長く、苦しく、悔しい時間は今も原動力となっています。指名してくれた恩を活躍することで返せるのであればベイスターズのために活躍をしたい。その思いが変わることはありませんでした」とコメントした。 20年に首位打者、22年に最多安打を獲得。8年目の今季は139試合で打率・273、8本塁打、62打点を記録し、日本一を成し遂げたチームを支えた。 京田陽太内野手(30)が今季取得した国内FAの権利を行使せずに残留することも判明した。22年オフに中日からトレードで加入し、本職の遊撃に加えて一塁と三塁も守り、堅実な守備としぶとい打撃で勝利に貢献してきた。球団は欠かせぬ戦力として評価した。