英与党候補者ら、選挙日程巡り賭博の疑い スナク首相激怒
Paul Sandle Andrew MacAskill [ロンドン 20日 ロイター] - 英与党保守党の候補者らが総選挙の日程を巡って賭けをしていた疑惑が浮上し、スナク首相は「信じられないほど腹立たしい」と怒りを表明した。 「非常に深刻な問題であり、適切な捜査が行われるのは当然だ」とテレビ討論会で述べた。 保守党の候補者が賭博規制当局から調査を受けており、選挙の時期に関する政治的知識を利用して利益を得ようとした疑いが持たれている。内部情報に基づいて賭けをすることは違法となる。 当局は調査対象者の名前を公表していないが、BBCはローラ・サンダース候補と夫で選挙対策幹部のトニー・リー氏だと報じている。別の候補者も選挙実施日が発表される前に選挙の時期について賭けをしたことを認め謝罪している。 スナク氏は規則を破ったことが判明すれば「法の完全な罰」を受けることになり、党から「追放」されるだろうと述べた。