断続的に雪が降った福島市内＝22日午後2時55分ごろ

　22日の福島県内は冬型の気圧配置となり、上空に寒気が入り込んだ影響で会津や中通りを中心に雪が降った。午後6時時点の最低気温は福島市鷲倉で氷点下8・6度、檜枝岐村で同6・3度、北塩原村桧原で同5・3度など。積雪は檜枝岐村で73センチ、只見町で33センチ、南会津町南郷で24センチなどとなった。 　只見町と南会津町の南郷地区を結ぶ国道289号では、道路が圧雪されて滑りやすい状態になり、除雪作業に追われる住民の姿も見られた。 　福島地方気象台によると、23日の県内も冬型の気圧が続き、会津を中心に中通りの山沿いや北部などでも大雪となる所がある見込み。会津では明け方にかけて、大雪警報を発表する可能性があるという。 　22日午後6時～23日同6時の予想降雪量は多い所で、会津山沿いで70センチ、会津平地で30センチ、中通り山沿いで30センチ、中通り平地で20センチ、浜通り山沿いで10センチ、浜通り平地で5センチ。 　大雪の恐れがあるため、JR只見線会津川口ー大白川間は23、24の両日、遅れや運休が発生する可能性がある。最新の運行情報はJR東日本のホームページで確認できる。