豊田自動織機シャトルズ愛知、順位決定戦に弾みをつけるディビジョン2のリーグ最終戦
リザーブには、HO村川浩喜、PR南友紀、アピサロメ・ボギドラウ、LOジャック・リーガン、牧野内翔馬、前節ケガから復帰したSH湯本睦、SO清水晶大、CTB山本悠大が入った。
一方、先週レッドハリケーンズ大阪に33-38と敗れて連敗となり、1勝8敗の勝ち点7で最下位のシーウェイブス。試合後に「シャトルズ愛知に、われわれの力をぶつけるだけ。次の試合に向け、しっかり準備していく」と語った須田康夫HCは、前節からBK3K名を入れ替えた。
FWに変更はなく、PR山田裕介、野口大貴、HO伊藤大輝の3人でフロントローを構成する。LOはタタナ ダラスとハミッシュ・ダルゼルのニュージーランド出身の2人が入った。FLはラインアウト成功率でディビジョン2でトップに立つ、ベンジャミン・ニーニーとベテランの武者大輔、キャプテンのNO8サム・ヘンウッドが務める。
BKはSH村上陽平がリザーブに下がり南篤志が先発、SO落和史(大東文化大学出身)とハーフ団を組む。CTBはトンガ モモセと、畠中豪士に代わって村田オスカロイド、WTBはヘンリー ジェイミーと阿部竜二がそのまま入り、FBは中村良真がベンチに下がり、キャメロン・ベイリーが先発となった。
ベンチには他にHO王野尚希、PR稲田壮一郎、及川智孔、FL河野良太、NO8セタ・コロイタマナ、FL石垣航平とFW6人が控える。
昨季はリーグ戦では2度戦い、64-14、44-38といずれもシャトルズが勝っており、今季もシーウェイブスのホスト、釜石鵜住居復興スタジアムで行われた開幕戦でも、シャトルズが52-7と勝利してリーグワンでは3連勝中だ。
セットプレー、そして展開力も優れており、総合力に長けたシャトルズがホストの試合で快勝して、1~3位順位決定戦に弾みをつけるか。それともシーウェイブスが意地を見せて、リーグワンでシャトルズ相手に初勝利を掴み取るか。試合は3月30日(土)午後12時にシャトルズ愛知のホスト、愛知・パロマ瑞穂ラグビー場でキックオフされる。
文:斉藤健仁
斉藤 健仁
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