区役所が車検切れの公用車を約3カ月、約2500㎞運行 職員が確認を怠る【新潟】
新潟市北区は21日、管理する公用車1台を車検切れの状態で3カ月以上の間運行していたことを公表し、謝罪しました。 車検切れの状態で運行していたのは、新潟市北区建設課が公園や道路の管理に使っているバンタイプの乗用車1台です。同課によりますと7月15日に車検有効期間が満了していましたが、10月31日まで業務に使用。予算担当者が自賠責保険の予算が執行されていないことに気づき、発覚しました。公用車の車検期間は課内の運行管理表に記載していますが、職員が確認を怠っていたということです。 この車は車検が切れた7月16日からの約3カ月間に、105回(距離2502㎞)にわたり運行していました。事故などは起きていません。 同課は「市民の信頼を失墜する行為と反省しています」とコメントするとともに、今後は運行日誌や公用車の車内に車検満了日を表示して、確認を徹底するとしています。