センバツ21世紀枠、1校増やし4枠に 神宮大会枠を割り当て 選抜高校野球
第93回選抜高校野球大会を主催する毎日新聞社と日本高校野球連盟は13日、未定となっていた神宮大会枠1枠の取り扱いについて、21世紀枠を1校増やすことにしたと発表した。21世紀枠は1校増の4枠となり、第85回記念大会(2013年)に並び最多となる。この日、オンラインで開かれた第2回運営委員会(委員長=八田英二・日本高野連会長)で承認された。 【写真特集】歴代の21世紀枠出場校 神宮大会枠は例年、秋季地区大会を制した10校が出場する明治神宮大会の優勝校が所属する地区に割り当てられていた。しかし、新型コロナウイルスの影響で昨年の大会が中止になり、1枠の割り当てが未定となっていた。 21世紀枠は困難克服など野球の実力以外の要素を選考に加え第73回大会(01年)から導入。当初は2枠の選出だったが、第80回記念大会(08年)からは3枠に増加され、36校が出場した第85回のみ4校が選出された。出場32校を決める選考委員会は1月29日に開かれ、大会は3月19日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。 21世紀枠の候補校9校は次の通り。 北海道=知内▽東北=八戸西(青森)▽関東・東京=石橋(栃木)▽東海=三島南(静岡)▽北信越=富山北部・水橋(富山)▽近畿=東播磨(兵庫)▽中国=矢上(島根)▽四国=川之石(愛媛)▽九州=具志川商(沖縄)