23日決勝が行われた春の高校バレー。 男女ともに伝統校が連覇を果たしました。 11年連続、同じ顔合わせとなった男子決勝の高岡第一と富山第一の試合。 序盤から両エースの激しい打ち合いとなります。 両エースの打ち合いは富山第一が最後まで気力で決め切って第一セットを先取します。 しかし、その後は高岡第一が安定した守りと攻撃力で2セットを取り返し、第4セットもマッチポイントをつかみます。 最後はサービスエースで高岡第一が4年連続23回目の全国大会出場を決めました。 ＊高岡第一　亀田歩杜主将 「苦しかったんですけど2セット目ぐらいから修正できて、3セット目4セット目は自分たちのバレーができた。全国大会ではベスト4目指して頑張ります。」 女子の決勝は連覇を目指す王者富山第一に初優勝を目指す富山商業が挑みました。 富商はスタメン唯一の3年生中田心寧が踏ん張り、先にセットポイントをつかみます。 しかし、富山第一がサービスエースなどで追いつくと。 富山第一が土壇場で逆転し第1セットを先取します。 勢いに乗った富山第一は第2セット以降、伝統の高速コンビバレーで圧倒し、第3セットも24対16でマッチポイントをつかみます。 最後は園家が決めて富山第一は2年連続16回目の全国大会出場を決めました。 ＊富山第一　栗山奈々美主将 「自分たちの武器のコンビバレーは絶対にやっていこうという話だった。そこだけは譲らずやってきた。春高ベスト8というのが目標で今までやってきているので、この後も気を緩めずその目標に向かって取り組んでいきたい」 春の高校バレー全国大会は来年1月5日から東京体育館で行われます。